町の活性化へあす夢フェア
「東京新聞2002.5.11(土)
大学対抗ジャズフェスティバルも
「大森音頭」で盛り上がろう
大田、品川両区境に位置するJR大森駅周辺の住民や企業などが、ともに大森の活性化を目指して続ける催し「大森夢フェア」が十二日、同駅前広場や大森べルポートで開かれる。三回目の今年は「限りない夢・末来,大森」をテーマに、約五十団体が参加。新たに発掘した「大森音頭」など、手作ののイべントで街を盛り上げる。主催するのは、一昨年四月に発足した「大森夢会議」(岩田文雄会長)のメンバーが中心になってつくる同フェア実行委員会。住民らボランティア約八十人も協力する。

長引く不景気に加え、大田区中央二丁目にあった区役所本庁舎のJR蒲田駅前への移転、大型スーパー撤退など、地域を覆っていた閉塞(へいそく)感を打破し、行政頼みではなく自分たちの力で街を盛り上げていこう、と発足したのが同会議だった。

凶悪事件が相次ぐ社会情勢も踏まえ、「命の大切さ」をあらためて訴えること。人づくりを通して、若者が夢を持てる街づくりをすること。区境という制約を超えて、ともに住民が力を合わせること、という三つを活動の基本に据えており、同フェアは「大森夢会議の活動の集大成」(安野貞治郎事務局長)と位置づける。

今回は地域にほそぼそと伝わってきた「大森音頭」を発掘、踊りもつけてあらためて披露するほか、早稲田、塵応、明治大学対抗ジャズフェスティバル、設立四十周年の東京大森ライオンズクラプが、記念事業として両区の小中学生から募集した街の末来を描いた作文、絵画の発表などがある。

また、和太鼓演奏や中学生のプラスパンド、模擬店なども。下川浩実行委員長(四五)は「まさに手作りのイべント。大森の良さを知ってもらえたら」と話す。

当日は午前十時から午後四時まで。ジャズフェスティバルは午後五時から。間い合わせは、大森夢会議事務局 電(37663653へ。